インデックス投資オフ会@武蔵小杉に行ってきました(みたび)。
4/14(火)に武蔵小杉で開催されたインデックス投資オフ会に行ってきました。
既にみなさんがブログ記事を更新されています。
- kenzさん 第3回インデックス投資オフ会@武蔵小杉に参加 - インデックス投資日記@川崎
- おぱるさん インデックス投資家オフ会 第3回「ムサコ会」 - インデックス投資女子 Around40 Happy Life
- エマさん 今回はムサコ会でけっこう飲みすぎちゃったぞ - 投資と貯金
- yokoさん
オフ会での内容と感想をまとめておきます。
オフ会での内容
簡単に箇条書き形式でまとめます。
- 最近週刊誌でとある株を推奨すると言っておきながら自分は大量売却することがあったね。 (おそらく、週刊現代で「ACCESS、大化けするでしょうね」と煽りを入れた清原達郎さんのタワー投資顧問、高値で176万株ほど売り抜け : 市況かぶ全力2階建 かなと思いながら聞いてました)
- ETFを購入するならベンチマークに連動する仕組みを知っておくべき。 機関投資家による裁定取引がポイントであり、 人間(機関投資家)の欲望を利用した仕組みである。詳細後述。
- 投資対象資産を分散させることでリターンを平均化できる。 また、リスクも最悪の場合(相関関係が1のとき)でも各資産の平均となる。 そのため分散投資が重要。
- 出口戦略としては、アセットアロケーションを保ちながら(または年齢とともに債券の割合を高めながら) 資産を売却していけば良いのではないか。少なくとも毎月分配金の商品を選択する必要性はない。
ETFの乖離を防ぐ仕組みについて補足
ETFがベンチマークからの乖離を防ぐ仕組みについて オフ会での話を整理して自分の理解をまとめておきます。
- 大量に取引を行う機関投資家がETFを購入する場合、 ベンチマークを構成する現物株式を受け取ることができる。
- ゆえに、ETFの価格がベンチマークより割安になっている場合は (ETFを購入して受け取った)現物株式を売却することで、 ベンチマークとの差額の分だけ利益を得ることができる。これが裁定取引。 この結果、ETFの価格はベンチマークに近づいていく。
- 逆にETFの価格がベンチマークより割高になっている場合は 信用取引で同様のことができる。
- とはいえ、株式の売買には手数料がかかるため ベンチマークとの乖離が一定より少ない場合は、上記の取引は行われない。
感想
自分自身もETFを購入していながら仕組みについてほとんど知らず、 インデックスファンドより信託報酬が安そうという程度だったため、 裁定取引の話は非常に興味深かったです。
特に「人間の欲望を利用した仕組み」の言葉が印象に残りました。 機関投資家が得をして個人投資家が損をする仕組みにも見えますが、 ベンチマークからの乖離を防ぐ仕組みには脱帽でした。
ETFについてはベンチマークとの乖離が少ないことが重要と 言っていたことの意味がようやく理解できました。 また、ETFは定期的に分配金を出す仕組みなのもこれが理由だと理解しました。
あとがき
今回はそれなりに食べたり飲んだりしましたが1人1000円強と 相変わらずコストパフォーマンスの高いオフ会でした。
個人的には最初のビールのあと、白ワインのデカンタ500mlを何度か注文して 終盤の記憶が微妙に怪しい状況でした。