2018年2月下旬のアセットアロケーションは個人向け国債の割合が増えて先進国株式の割合が減りました。

2月下旬(2月25日時点)のアセットアロケーションの確認と 前回(2018年1月末のアセットアロケーションは新興国株式の割合が増えて先進国株式の割合が減りました。 - tacaciの投資ブログ) からの変動箇所を確認します。

アセットアロケーション

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項目 割合 前回比 目標 目標との乖離
国内株式 8.97% ▼0.18% 9% ▼0.03%
個人向け国債 30.56% △1.02% 30% △0.56%
先進国株式 49.37% ▼0.87% 50% ▼0.63%
新興国株式 10.25% ▼0.03% 10% △0.25%
国内&海外REIT 0.85% △0.06% 1% ▼0.15%

△はプラス、▼はマイナスです。

2月は株価急落のためリスク資産(特に先進国株式)の割合が下がり、 無リスク資産である個人向け国債の割合が上がりました。

なお、前回は個人向け国債を中心に購入すると書きましたが、 株価急落を受けて個人向け国債の購入は見送りリスク資産の購入額を増やしています。

相変わらず国内株式、先進国株式、新興国株式のリスク資産の割合が 高めで推移しているので、個人向け国債を中心に購入していくようにします。

2018年1月末のアセットアロケーションは新興国株式の割合が増えて先進国株式の割合が減りました。 - tacaciの投資ブログ

アセットアロケーションの主な内訳と前回以降の購入振り返り

国内株式

  • 三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド 【積み立て】
  • みずほ信託円株インデックスS 【積み立て(企業型確定拠出年金)】
  • MAXIS トピックス上場投信

三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンドの積み立て額を少し増やしましたが、 アセットアロケーションに占める割合は下がりました。

国内債券(個人向け国債

  • 個人向け国債「変動10年」

購入を見送りましたが、1%以上アセットアロケーションに占める割合が上がりました。
それだけリスク資産の評価額が下がったことになります。

国内債券(個人向け国債以外)

現時点で未購入です。

先進国株式

  • eMAXIS Slim 先進国株式インデックス【積み立て】
  • みずほ信託外株インデックスS 【積み立て(企業型確定拠出年金)】
  • たわらノーロード 先進国株式
  • <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド
  • SMT グローバル株式インデックス・オープン
  • MAXIS 海外株式(MSCIコクサイ)上場投信

今回はつみたてNISAに加えて特定口座でもeMAXIS Slim 先進国株式インデックスを購入しました。
しかし、アセットアロケーションに占める割合はかなり(0.87%)下がりました。

新興国株式

積み立て額を少し増やしましたが、アセットアロケーションに占める割合は微減となりました。

海外債券

現時点で未購入です。

国内REIT&海外REIT

  • <購入・換金手数料なし>ニッセイJリートインデックスファンド 【少額積み立て】
  • <購入・換金手数料なし>ニッセイグローバルリートインデックスファンド 【少額積み立て】

少額の積み立て購入のみです。
他の資産との兼ね合いで少し増額したところ、アセットアロケーションに占めるが少し増えました。

その他

  • EXE-i グローバル中小型株式ファンド

積み立てを中止しています。

myINDEX「資産配分ツール〜国際分散投資を始めよう〜」でのリスク確認

ETF・インデックスファンドなら!『わたしのインデックス』(インデックス投資のことなら 『myINDEX』 わたしのインデックス)」で、 過去20年の実績データをもとに算出した現時点のアセットアロケーションの平均リターンとリスクを調べました。 ただし、この確認では無リスク資産に分類される個人向け国債は対象外としましたので、 リスクは高めに出ています。

大暴落になっても「想定内ですね」と言えるためのシミュレーションです。

項目 数値 前回比
平均リターン 6.4% △0.2%
リスク 18.6% 0.0%
シャープレシオ 0.34 △0.01

△はプラス、▼はマイナスです。

参考までに過去の大暴落期間中のリターンとして世界金融危機(2007年7月〜2009年2 月の20ヶ月)を想定すると、 今のアセットアロケーションでは▼60.8%となります。

この60.8%減の数字を見ると、今回の急落はまだまだ大暴落には程遠いようです。

あとがき

久しぶりにリスク資産が派手に減りました。
そのため、しばらく個人向け国債の購入をお休みして、 リスク資産(特に目標を下回っている先進国株式)を積み立てます。

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