2015年9月上旬時点の企業型確定拠出年金アセットアロケーションを確認したところ、全体的に不調ながら相対的に先進国株式の割合が増えました。
前回(2015年8月上旬時点の企業型確定拠出年金アセットアロケーションを確認したところ新興国株式が相変わらず不調でした。 - tacaciの投資ブログ) に引き続き、9月5日時点の企業型確定拠出年金のアセットアロケーションを確認します。
運用利回り
9月5日時点の企業型確定拠出年金の運用利回りは以下の通りです。 企業型確定拠出年金を開始してから初めて運用利回りがマイナスになりました。
運用利回り | 前回との比較 | |
---|---|---|
初回入金来 | ▼2.79% | ▼17.95% |
直近一年 | ▼4.7% | ▼20.04% |
△はプラス、▼はマイナスです。
アセットアロケーション
現時点のアセットアロケーションは以下の通りです。 先進国株式の割合が増えて、国内株式と新興国株式の割合が減るのは 先月と同じ傾向ですが、増減の割合は先月より少なめです。
種類 | 商品名 | 拠出割合 | 時価構成比 | 前回の時価構成比との比較 |
---|---|---|---|---|
国内株式 | みずほ信託円株インデックスS | 20% | 21.26% | ▼0.07% |
先進国株式 | みずほ信託外株インデックスS | 60% | 61.17% | △0.20% |
新興国株式 | 三菱UFJDC新興国株式 | 20% | 17.57% | ▼0.13% |
△はプラス、▼はマイナスです。
評価損益
企業型確定拠出年金の評価損益を一喜一憂する意味はあまりありませんが、 記録として残しておきます。
国内株式、先進国株式、新興国株式の全てで前回より悪くなっていることが分かります。 前回は新興国株式だけがマイナス評価でしたが、 今回は新興国株式に加えて先進国株式もマイナス評価になりました。
種類 | 商品名 | 現時点の評価損益 | 前回との比較 |
---|---|---|---|
国内株式 | みずほ信託円株インデックスS | △3.9% | ▼14.7% |
先進国株式 | みずほ信託外株インデックスS | ▼0.4% | ▼13.4% |
新興国株式 | 三菱UFJDC新興国株式 | ▼14.1% | ▼12.6% |
△はプラス、▼はマイナスです。
また、8月末までの評価損益の推移グラフも載せておきます (ただし金額は非表示としています)。
あとがき
昨今の株価下落の影響を受けてだと思いますが、全体的に前回の評価損益より悪くなり 運用利回りはマイナスになりました。 個別の評価損益を確認しても国内株式だけがかろうじてプラス評価でしたが、 先進国株式と新興国株式がマイナス評価になっています。
とは言え、一時的に定期預金等の元本保証型の商品にスイッチングして様子を見ることはせず、 従来通り淡々と(つまり何もせず)積み上げていこうと考えています。 また、リバランスを行うほどのアセットアロケーションの割合も崩れていませんので、 現状維持のまま来月に再度状況を確認します。