タイ旅行の振り返りから投資について考えてみます。
先日タイまで旅行してきました。 単なる旅行記を書くほどマニアックな旅ではありませんでしたので、 やや強引ですが旅行を振り返りながら投資につなげてみます。
旅行の振り返り
今回の旅行で個人的に印象に残ったことについて振り返ります。 投資につなげやすいところをピックアップしています。
こちらが求めてないのに話しかけてくる人は、ほとんどボッタクリ。
旅行に行く前から分かっていたことですが、 旅行者、特に日本人と見ると色々勧誘に話しかけてくる人が非常に多いです。
一番強烈だったのは王宮前で、かたことの日本語で話しかけてきた人でした。 曰く「王宮内にいる人たちは仏教徒なので、今から1時間くらいはお祈りのため王宮には入れない。 そのため、1時間くらい船に乗って水上マーケット等を回った方がいいよ。(以下略)」
ちなみに、これは「王宮周辺で怪しい勧誘の人を信用しないでください。」のような 英語の放送が流れる中での勧誘でした。 また、王宮入口には英語でしたが、だいたい以下の意味の看板がありました。
- 王宮は毎日8:30〜15:30まで営業(当然、お祈りのための休館などの情報なし)
- 王宮周辺での怪しい勧誘の人を信用しないこと
再三再四ボッタクリの注意喚起があるなかで、怪しい勧誘を堂々と行う度胸は凄いとしか言いようがありません。
- 王宮の写真
間違ったガイドを頼りにすると目的地に着かない。
おそらく古いガイドブックを見ていたとしか思えないのですが、 キックボクシングを観ようと競技場に行ったところ、 見事に空き地でした。
- 空き地の写真(ガイドブックによるとキックボクシング場の場所)
キックボクシングが始まる時間にも関わらず駅に着いても人が少なかったり、 駅出口の地図にも競技場がなかったりと 怪しい点はありましたが、競技場自体が存在しないとまでは思いつきませんでした。
ガイドブックを持っていても、内容が間違ってると正しい目的地には着けないことを痛感しました。
安くても美味しい料理はある。
ガイドブックを見ながら、やや高そうなレストランや 新しいショッピングモールのレストランで食事をしました。 一方、何となくの雰囲気で、英語すら通じない地元の店や 路上の屋台まで色々なところでも食事をしました。
いずれも美味しい料理でしたが、 特に美味しかったのは地元の店や屋台の料理の方でした。 ちなみに、値段は地元の店と屋台とも200円弱くらいでした。
屋台の料理
地元の店の料理
値段に関係なく美味しいものは美味しいかったです。
旅行の振り返りから投資について
やや強引ではありますが、旅行の振り返りから投資について考えたことをまとめます。
最低限の投資知識がないと、悪質な金融商品を購入しかねません。
旅行者への勧誘ではありませんが、投資信託などの金融商品も派手な文句で様々な勧誘があります。 これらの善し悪しや、自分に合う合わないを判断するだけの知識がないと、 思わぬ損失につながる恐れがあります。
間違った投資知識は思わぬ損失につながりかねません。
間違った投資知識について例を挙げるなら、以下の感じでしょうか。
- 極端に偏ったアセットアロケーションを設定してしまう (インデックス投資オフ会@武蔵小杉に行ってきました。 - tacaciの投資ブログ)。
- 投資信託の分配金原資は、株式や債券の配当・金利収入だけだと誤解してしまう。
投資信託等の金融商品もコストパフォーマンスが重要です。
「良い商品はコストも高い」とは限らず、 コスト(信託報酬などの手数料、経費)も安くパフォーマンスが良い商品を選ぶことが 大切だと考えます。
ただ、残念ながら料理とは違い株式や投資信託などの金融商品については 将来のパフォーマンスは誰にも分かりません *1。 そのため自分はコストが安く、市場平均を目指す(インデックスに連動する)投資信託を 選択するようにしています。
あとがき
ちょうど旅行中に、定期積立している <購入・換金手数料なし> ニッセイ外国株式インデックスファンドが約定していました。 あらかじめアセットアロケーションを考えて設定しておけば、 旅行に没頭しながら投資できるのはお手軽だと実感しました。
また、投資知識を増やすために近々発売される「全面改定 ほったらかし投資術」を 購入しようと考えています。
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*1:料理も急に味が落ちる等、パフォーマンスが悪くなることもありますが。