親が某ハイ・イールド・ファンドを解約しました。(その3)
数年前から親が某銀行で某ハイ・イールド・ファンド(毎月分配金タイプ)を購入していましたが、 つい先日銀行から商品の乗り換えを提案され、銀行員が家にまで訪問することになりました。 最終的には無事解約することができましたが、その顛末についてまとめることにします。
親が某ハイ・イールド・ファンドを解約しました。(その2) - tacaciの投資ブログの続きです。
銀行員の訪問と勧誘
私が立ちあったわけではなく、後日親から聞いた話になります。 以下、自分が直接聞いたような表現になっていますが実際には全て親から聞いた内容です。
某ハイ・イールド・ファンドの解約にあわせて当然のことながら 新たな金融商品の勧誘がありました。商品名は不明ですが以下の2種類でした。
しかし、今回は「定期預金」で押し通す方針としていました。
投資信託の勧誘
銀行員からは、「マイナス金利の状況では定期預金の利息も低くなり、 投資信託の方が利回りが見込める」といった趣旨の説明(説得)がありました。 この説得に対しては「普通預金よりは定期預金の方が利息は良いですよね」 で押し切りました。
終身保険の勧誘
投資信託を断った後、終身保険の勧誘もありました。 円貨建てのため(外貨建ての商品と違い)為替リスクがない等の説明もありましたが、 こちらも「定期預金」の方針を貫き断っています。
少し話が反れますが、親は以前別の金融機関で外貨建て終身保険を勧められたことがあります *1。 なお、この外貨建て終身保険については契約していません。
親の投資方針
今回は定期預金で押し切った親の投資方針ですが、 今後は「信じていいのか銀行員」でも触れている個人向け国債「変動10年」に替えていくとのことでした。 本の受け売りですが主な理由は以下の通りです。
ちなみに、この本を読む前は10年は長過ぎるので個人向け国債「変動10年」は あまり考えていなかったとのことです。
まとめ
3回に渡って顛末をまとめてきましたが、簡単に振り返ります。
親の資産管理について子として、どこまで口を挟むのかは難しい問題もありますが、 今回の件を通じて親と金融商品の話ができるようになったのは良かったです。
あわせて読みたい