MAXIS トピックス上場投信の第12期実質コスト率を計算しました。
私が普段購入しているMAXIS トピックス上場投信の 決算短信が8月20日付で公開されていました。
MAXIS 海外株式(MSCIコクサイ)上場投信 | 投資信託なら三菱UFJ国際投信
時機を逸した感がありますが、中身を確認し実質コスト率を計算しましたので簡単にまとめておきます。
MAXIS トピックス上場投信の実質コスト率
第10期から第12期までの実質コスト率を以下の表にまとめます。
信託報酬率(税抜) | 実質コスト率(税抜) | |
---|---|---|
第10期(2014年1月17日〜2014年7月16日) | 0.039% | 0.060% |
第11期(2014年7月17日〜2015年1月16日) | 0.039% | 0.060% |
第12期(2015年1月17日〜2015年7月16日) | 0.039% | 0.057% |
- 小数点第四位を四捨五入しています。
- 年間の信託報酬率(税抜)は0.078%ですが、上記の表は半年換算で記載しています*1。
直近1年の実質コスト率(税抜)は、第11期と第12期の合計の0.116%となります*2。
感想
実質コスト率は少しずつ下がっているようにみえ良い傾向です。
ただし、最近はこの信託報酬を下回る0.06%のTOPIX ETF (iシェアーズ TOPIX ETF) が発表されたため、これからも実質コスト率を下げていって欲しいです。 また、この発表資料では以下の引用のように最低コストを謳っているため、是非最低コストに挑戦することを期待します。
東証に上場する他のTOPIX連動型ETFと比べて、信託報酬を0.06%と最も低く設定することで、コスト面での利便性に配慮しました。
http://www.blackrock.com/jp/literature/press-release/blkj-20150901-press-release-jp-ja.pdfより
(参考)実質コスト率の計算式
実質コスト率を求めた計算式は以下の通りです。
(概算の)実質コスト率
= (営業費用合計 / 期間中の純資産合計額の推計
= 営業費用合計 / (信託報酬額 / 信託報酬率)