2015年9月末のアセットアロケーションは想定通り先進国株式の割合が増えました。
9月はあと数日残っていますが月末月初が平日のため、9月27日時点のアセットアロケーションの確認と 前回(2015年8月末のアセットアロケーションは株価下落にも関わらず新興国株式の割合が若干増えました。 - tacaciの投資ブログ) からの変動箇所を確認します。
アセットアロケーション
項目 | 割合 | 前回比 | だいたいの目標 | |
---|---|---|---|---|
国内株式 | 9.03% | ▼0.57% | 10% | |
個人向け国債 | 37.58% | ▼1.72% | 30% | |
先進国株式 | 44.65% | △1.86% | 50% | |
新興国株式 | 8.09% | △0.39% | 10% | |
国内&海外REIT | 0.65% | △0.04% | 0〜1% |
△はプラス、▼はマイナスです。
9月も引き続き全体的に株価は下落していますが、 意識的にやや多めに購入した先進国株式のアセットアロケーションに占める割合が増えています。
ただし、まだ先進国株式の目標(50%)には5%ほど達していませんが、 目標のアセットアロケーションに近づいています。
アセットアロケーションの主な内訳と前回以降の購入振り返り
国内株式
- MAXIS トピックス上場投信 【不定期購入】
- みずほ信託円株インデックスS 【積み立て(企業型確定拠出年金)】
いつもどおり国内株式が下落したタイミングでMAXIS トピックス上場投信が約定しました。 ただ、今月は少し抑え気味に購入していたことと、おそらく国内株式が低調だった結果 アセットアロケーションに占める国内株式の割合が下がっているようです。 ただし、気にするレベルの割合の低下ではありません。
国内債券(個人向け国債)
- 個人向け国債「変動10年」
今回も購入していないため、アセットアロケーションに占める割合が順調に下がっています。 そろそろ個人向け国債を追加購入する時期が近づいてきています。
国内債券(個人向け国債以外)
現時点で未購入です。
先進国株式
- <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド 【積み立て】
- SMT グローバル株式インデックス・オープン
- MAXIS 海外株式(MSCIコクサイ)上場投信【不定期購入】
- みずほ信託外株インデックスS 【積み立て(企業型確定拠出年金)】
MAXIS 海外株式(MSCIコクサイ)上場投信は株価が下落したタイミングで約定しました。
ニッセイ外国株式インデックスファンドは積み立て額を少しだけ増やしていましたが、 前回と違い追加購入は行いませんでした。 なお、追加購入しなかったこと自体に深い理由はなく、仕事が忙しかったり 積み立てだけで十分かなと感じたりしたためです。
新興国株式
先進国株式(ニッセイ外国株式インデックスファンド)と同様に EXE-i 新興国株式ファンドについても積み立て額を少しだけ増やしていましたが、 追加購入は行いませんでした。
海外債券
現時点で未購入です。
国内REIT&海外REIT
特にコメントはありません。
その他
- EXE-i グローバル中小型株式ファンド 【少額積み立て】
例月通りの少額積み立てを行っています。 ちなみに、アセットアロケーション上は目論見書などをもとに国内株式11%、先進国株式79%、新興国株式10%で組み込んでいます。
myINDEX「資産配分ツール〜国際分散投資を始めよう〜」でのリスク確認
「ETF・インデックスファンドなら!『わたしのインデックス』(http://myindex.jp/)」で、 過去20年の実績データをもとに算出した現時点のアセットアロケーションの平均リターンとリスクを調べました。 ただし、この確認では無リスク資産に分類される個人向け国債は対象外としましたので、 リスクは高めに出ています。
大暴落になっても「想定内ですね」と言えるためのシミュレーションです。
項目 | 数値 | 前回比 |
---|---|---|
平均リターン | 8.0% | ▼0.8% |
リスク | 18.4% | △0.1% |
シャープレシオ | 0.43 | ▼0.05 |
△はプラス、▼はマイナスです。
参考までに過去の大暴落期間中のリターンとして世界金融危機(2007年7月〜2009年2 月の20ヶ月)を想定すると、 今のアセットアロケーションでは▼60.7%となります。
前回から引き続き、今回も損益率*1 はマイナスです。しかも、前回より損益率は悪化しています。 が、世界金融危機の想定下落率と比べてもと大した数字ではなく、 自分のリスク許容範囲内であることを確認しました。
あとがき
損益率はマイナスのままですが、特に投資方針を変えることもなく、 10月も引き続きアセットアロケーションの目標に達していない先進国株式と新興国株式を中心に購入していく予定です。
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*1:単純に「(評価額+税引き後の分配金ー取得額)÷取得額」で計算しています。