2019年5月末のアセットアロケーションは全株式クラスの割合が減りました。

5月末(6月1日時点)のアセットアロケーションの確認と 前回(2019年4月末のアセットアロケーションは先進国株式の割合が増えました。 - tacaciの投資ブログ) からの変動箇所を確認します。

アセットアロケーション

5月は10連休明けから相場が悪化した結果、全ての株式クラス(国内株式、先進国株式、新興国株式) のアセットアロケーションに占める割合が減りました。

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2019年5月末のアセットアロケーション

項目 割合 前回比 目標 目標との乖離
国内株式 8.41% ▼0.16% 9% ▼0.59%
個人向け国債 31.16% △1.96% 30% △1.16%
先進国株式 49.99% ▼1.34% 50% ▼0.01%
新興国株式 9.47% ▼0.49% 10% ▼0.53%
国内&海外REIT 0.97% △0.03% 1% ▼0.03%

△はプラス、▼はマイナスです。

アセットアロケーションの主な内訳と前回以降の購入振り返り

国内株式

  • 三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド 【積み立て】
  • みずほ信託円株インデックスS 【積み立て(企業型確定拠出年金)】
  • MAXIS トピックス上場投信

積み立て額を少し増やしていましたが、相場悪化の影響で アセットアロケーションに占める割合は減りました。
それでも、先進国株式と新興国株式と比べると、まだ穏やかだったのかもしれません。

国内債券(個人向け国債

  • 個人向け国債「変動10年」【購入】

前回に引き続き今回も購入した結果、相場悪化の影響もあり、 アセットアロケーションに占める割合が一気に2%弱増えてしまいました。
個人向け国債購入時点で相場悪化は分かっており、 購入を見送っても良いかなとも少し思いました。
しかし、個人向け国債を購入しても無リスク資産が増え より安全サイドになるので、まぁいいかと思い直してそのまま購入しました。

国内債券(個人向け国債以外)

現時点で未購入です。

先進国株式

  • eMAXIS Slim 先進国株式インデックス 【積み立て】
  • みずほ信託外株インデックスS 【積み立て(企業型確定拠出年金)】
  • たわらノーロード 先進国株式
  • <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド
  • MAXIS 海外株式(MSCIコクサイ)上場投信

今回も前回時点で目標割合(50%)を超えていたので 購入額を最低限に抑えていました。
相場悪化の影響もあり、一気にアセットアロケーションに占める割合が減り、 結果的にほぼ目標割合になりました。

新興国株式

通常通りの積み立てを行いましたが、先進国株式に次いで アセットアロケーションに占める割合が減りました。

海外債券

現時点で未購入です。

国内REIT&海外REIT

  • <購入・換金手数料なし>ニッセイJリートインデックスファンド 【少額積み立て】
  • <購入・換金手数料なし>ニッセイグローバルリートインデックスファンド 【少額積み立て】

少額積み立てですが株式クラスとは違い、 アセットアロケーションに占める割合は増えました。
この結果、ほぼ目標割合(1%)に達しました。

myINDEX「資産配分ツール〜国際分散投資を始めよう〜」でのリスク確認

ETF・インデックスファンドなら!『わたしのインデックス』(インデックス投資のことなら 『myINDEX』 わたしのインデックス)」で、 過去20年の実績データをもとに算出した現時点のアセットアロケーションの平均リターンとリスクを調べました。 ただし、この確認では無リスク資産に分類される個人向け国債は対象外としましたので、 リスクは高めに出ています。

大暴落になっても「想定内ですね」と言えるためのシミュレーションです。

項目 数値 前回比
平均リターン 5.5% ▼0.2%
リスク 18.1% ▼0.1%
シャープレシオ 0.30 ▼0.01

△はプラス、▼はマイナスです。

参考までに過去の大暴落期間中のリターンとして世界金融危機(2007年7月〜2009年2 月の20ヶ月)を想定すると、 今のアセットアロケーションでは▼60.9%となります。

あとがき

前回までは、アセットアロケーションの目標割合と比べて先進国株式は上振れ、 国内債券(個人向け国債)は下振れしており、積み立て額を調整して微修正していました。 それが今回の相場悪化の影響でガラッと変わってしまいました。

そのため、次回に向けてはしばらく個人向け国債の購入をお休みして、 その分を国内株式と新興国株式の積み立てに回そうと考えています。

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