2018年12月末のアセットアロケーションは株価急落と2014年NISAの売却などで国内株式と先進国株式の割合が減りました。
12月29日時点のアセットアロケーションの確認と 前回(2018年11月末のアセットアロケーションは新興国株式の割合が増えました。 - tacaciの投資ブログ) からの変動箇所を確認します。
アセットアロケーション
12月の株価急落を受けて、国内株式と先進国株式のアセットアロケーション に占める割合が減りました。
項目 | 割合 | 前回比 | 目標 | 目標との乖離 | |
---|---|---|---|---|---|
国内株式 | 7.41% | ▼1.54% | 9% | ▼1.59% | |
個人向け国債 | 33.40% | △2.66% | 30% | △3.40% | |
先進国株式 | 48.30% | ▼1.19% | 50% | ▼1.70% | |
新興国株式 | 9.94% | △0.04% | 10% | ▼0.06% | |
国内&海外REIT | 0.95% | △0.03% | 1% | ▼0.05% |
△はプラス、▼はマイナスです。
アセットアロケーションの主な内訳と前回以降の購入振り返り
国内株式
- 三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド 【積み立てと追加購入】
- みずほ信託円株インデックスS 【積み立て(企業型確定拠出年金)】
- MAXIS トピックス上場投信 【2014年NISA売却】
2014年NISA分のMAXIS トピックス上場投信を売却して、 三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンドを追加購入しました。
しかしながら、月末時点ではアセットアロケーションに占める割合が大きく減ってしまいました。
国内債券(個人向け国債)
- 個人向け国債「変動10年」
今回も購入していませんが株価急落でリスク資産が減った結果、個人向け国債の割合が急上昇しました。
国内債券(個人向け国債以外)
現時点で未購入です。
先進国株式
- eMAXIS Slim 先進国株式インデックス 【積み立てと追加購入】
- みずほ信託外株インデックスS 【積み立て(企業型確定拠出年金)】
- たわらノーロード 先進国株式
- <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド
- SMT グローバル株式インデックス・オープン 【全売却】
- MAXIS 海外株式(MSCIコクサイ)上場投信 【2014年NISA売却】
今回大幅に変動がありました。
SMT グローバル株式インデックス・オープンは2014年のNISA口座の分だけの売却ができなかったため、全て売却しました。
MAXIS 海外株式(MSCIコクサイ)上場投信は2014年のNISA口座の分だけを売却しました。
売却した分はeMAXIS Slim 先進国株式インデックスの追加購入に充てましたが、 国内株式と同様、月末時点ではアセットアロケーションに占める割合が大きく減ってしまいました。
新興国株式
- eMAXIS Slim 新興国株式インデックス【積み立てと追加購入】
- 野村インデックスファンド・新興国株式 (愛称:Funds-i 新興国株式)【2014年NISA売却】
- EXE-i 新興国株式ファンド
2014年NISA分の野村インデックスファンド・新興国株式 (愛称:Funds-i 新興国株式)を売却して、 eMAXIS Slim 新興国株式インデックスを追加購入しました。
国内株式と先進国株式とは違い、結果的には月末時点のアセットアロケーションに占める割合は ほぼ変わりませんでした。正直意外でした。
海外債券
現時点で未購入です。
国内REIT&海外REIT
- <購入・換金手数料なし>ニッセイJリートインデックスファンド 【少額積み立てと追加購入】
- <購入・換金手数料なし>ニッセイグローバルリートインデックスファンド 【少額積み立てと追加購入】
2014年NISAで試しに購入していたMAXIS Jリート上場投信を売却して、 <購入・換金手数料なし>ニッセイJリートインデックスファンドと <購入・換金手数料なし>ニッセイグローバルリートインデックスファンドを追加購入しました。
その他
- EXE-i グローバル中小型株式ファンド 【全売却】
もともと特定口座で少額しか保有しておらず、今回の株価急落で損益がゼロに近づいたので売却しました。
売却した分は、国内株式、先進国株式の追加購入に充てています。
myINDEX「資産配分ツール〜国際分散投資を始めよう〜」でのリスク確認
「ETF・インデックスファンドなら!『わたしのインデックス』(インデックス投資のことなら 『myINDEX』 わたしのインデックス)」で、 過去20年の実績データをもとに算出した現時点のアセットアロケーションの平均リターンとリスクを調べました。 ただし、この確認では無リスク資産に分類される個人向け国債は対象外としましたので、 リスクは高めに出ています。
大暴落になっても「想定内ですね」と言えるためのシミュレーションです。
項目 | 数値 | 前回比 |
---|---|---|
平均リターン | 5.9% | ▼0.4% |
リスク | 18.0% | ▼0.1% |
シャープレシオ | 0.33 | ▼0.02 |
△はプラス、▼はマイナスです。
参考までに過去の大暴落期間中のリターンとして世界金融危機(2007年7月〜2009年2 月の20ヶ月)を想定すると、 今のアセットアロケーションでは▼60.9%となります。
あとがき
ようやく2014年のNISA口座の売却とリバランスを行いました。 株価が大きく変動するタイミングだったこともあり、 下記の通りの感想でした。
- 手間がかかって、そもそもめんどくさい。
- 売却から購入まで少し日数がかかるため、株価が大きく変動するときは損得がとても気になって心がザワザワする。
その一方で、今回の2014年NISAの売却に伴って購入している商品が減ったことはスッキリしました。
今後は国内株式と先進国株式の積み立て額を少し増やして目標のアセットアロケーションに近づけていきます。
あわせて読みたい