2016年7月末のアセットアロケーションは予定外の個人向け国債を購入しほぼ目標通りになりました。
7月末(7月30日時点)のアセットアロケーションの確認と 前回(Brexitの影響で2016年6月下旬のアセットアロケーションは先進国株式の割合が下がりました。 - tacaciの投資ブログ) からの変動箇所を確認します。
アセットアロケーション
項目 | 割合 | 前回比 | 目標 | 目標との乖離 | |
---|---|---|---|---|---|
国内株式 | 9.17% | △0.24% | 9% | △0.17% | |
個人向け国債 | 29.65% | ▼1.49% | 30% | ▼0.35% | |
先進国株式 | 50.15% | △1.36% | 50% | △0.15% | |
新興国株式 | 10.14% | ▼0.13% | 10% | △0.14% | |
国内&海外REIT | 0.89% | △0.02% | 1% | ▼0.11% |
△はプラス、▼はマイナスです。
アセットアロケーションの変動傾向としては前回から一転して、 無リスク資産の個人向け国債の割合が低下しましたが、 目標通りの割合を保っています。
アセットアロケーションの主な内訳と前回以降の購入振り返り
国内株式
- MAXIS トピックス上場投信 【不定期購入】
- みずほ信託円株インデックスS 【積み立て(企業型確定拠出年金)】
MAXIS トピックス上場投信は主に7月上旬に約定しました。
国内債券(個人向け国債)
- 個人向け国債「変動10年」 【不定期購入】
前回はこんなコメントをしていました。
ある程度個人向け国債の割合が増えてきたので、 来月は個人向け国債を購入しなくても良さそうです。
Brexitの影響で2016年6月下旬のアセットアロケーションは先進国株式の割合が下がりました。 - tacaciの投資ブログ
しかし、7月の下旬に予想よりもリスク資産が増えた気配がした *1ため、 予定を変更して急遽個人向け国債を購入しました。
ただ、急遽購入しても目標の30%を下回っているため、 来月も再度購入する予定です。
国内債券(個人向け国債以外)
現時点で未購入です。
先進国株式
- <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド 【積み立て+不定期購入】
- SMT グローバル株式インデックス・オープン
- MAXIS 海外株式(MSCIコクサイ)上場投信
- みずほ信託外株インデックスS 【積み立て(企業型確定拠出年金)】
ボーナスの不定期購入と積み立てで購入しました。 そのため今回はアセットアロケーションの割合が一番上昇しました。
新興国株式
積み立てのみで購入しました。 アセットアロケーションの割合が低下していますが、まだ目標の アセットアロケーションよりは上回っています。
海外債券
現時点で未購入です。
国内REIT&海外REIT
- <購入・換金手数料なし>ニッセイJリートインデックスファンド 【少額積み立て】
- <購入・換金手数料なし>ニッセイグローバルリートインデックスファンド 【少額積み立て】
少額の積み立て購入のみです。
その他
- EXE-i グローバル中小型株式ファンド 【少額積み立て】
例月通りの少額積み立てを行っています。 ちなみに、アセットアロケーション上は目論見書などをもとに国内株式11%、先進国株式79%、新興国株式10%で組み込んでいます。
myINDEX「資産配分ツール〜国際分散投資を始めよう〜」でのリスク確認
「ETF・インデックスファンドなら!『わたしのインデックス』(ETF・インデックスファンドなら!『わたしのインデックス』)」で、 過去20年の実績データをもとに算出した現時点のアセットアロケーションの平均リターンとリスクを調べました。 ただし、この確認では無リスク資産に分類される個人向け国債は対象外としましたので、 リスクは高めに出ています。
大暴落になっても「想定内ですね」と言えるためのシミュレーションです。 今回は、前回と全く同じ数字になりました。
項目 | 数値 | 前回比 |
---|---|---|
平均リターン | 6.0% | ▼0.5% |
リスク | 19.0% | △0.1% |
シャープレシオ | 0.32 | ▼0.02 |
△はプラス、▼はマイナスです。
参考までに過去の大暴落期間中のリターンとして世界金融危機(2007年7月〜2009年2 月の20ヶ月)を想定すると、 今のアセットアロケーションでは▼60.8%となります。
あとがき
6月から一転して7月は全体的に株価は上昇したようで、 自分の損益も10%超のマイナスから5%弱のマイナスまで回復してきました。 8月も個人向け国債を含めてバランス良く各資産を購入していきます。
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*1:リスク資産が増えたと言っても、評価損が減っただけですが。