2016年1月末のアセットアロケーションは株価下落にも関わらず株式クラス(国内・先進国・新興国)の割合が増えました。
1月30日時点のアセットアロケーションの確認と 前回(2015年12月のアセットアロケーションは個人向け国債を購入した結果、先進国株式の割合が減りました。 - tacaciの投資ブログ) からの変動箇所を確認します。
アセットアロケーション
項目 | 割合 | 前回比 | 目標 | 目標との乖離 | |
---|---|---|---|---|---|
国内株式 | 9.26% | △0.14% | 9% | △0.26% | |
個人向け国債 | 29.96% | ▼2.46% | 30% | ▼0.04% | |
先進国株式 | 50.23% | △2.04% | 50% | △0.23% | |
新興国株式 | 9.83% | △0.20% | 10% | ▼ 0.17% | |
国内&海外REIT | 0.72% | △0.08% | 1% | ▼0.28% |
△はプラス、▼はマイナスです。
2016年1月は株価が全体的に下落したため、債券クラス(個人向け国債)を除いて 全体的に追加購入を行いました。 その結果、アセットアロケーションとしては債券クラス(個人向け国債)のみ 割合が下がり、その他の株式クラス、REITの割合が全体的に増えました。
なお、目標との乖離は全資産クラスとも目標との乖離が プラスマイナス0.5%以内に納まっているのでバランスがとれていると言えます。
アセットアロケーションの主な内訳と前回以降の購入振り返り
国内株式
- MAXIS トピックス上場投信 【不定期購入】
- みずほ信託円株インデックスS 【積み立て(企業型確定拠出年金)】
MAXIS トピックス上場投信ですが、TOPIXの下落により予想以上に約定しました。 約定しないだろうと思って設定した指値で約定することもあり、 落ちるナイフを掴むのは こんな感じなのかと思いました。
国内債券(個人向け国債)
- 個人向け国債「変動10年」
株価下落に伴い個人向け債券を購入する必要はないとたかをくくっていましたが、 結果的にわずかですが目標の30%を切ってしまいました。
国内債券(個人向け国債以外)
現時点で未購入です。
先進国株式
- <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド 【積み立てと不定期購入】
- SMT グローバル株式インデックス・オープン
- MAXIS 海外株式(MSCIコクサイ)上場投信
- みずほ信託外株インデックスS 【積み立て(企業型確定拠出年金)】
いつもの積み立てに加え、国内株式クラス(MAXIS トピックス上場投信)が 普段以上に約定したため、アセットアロケーションのバランスをとる意味で追加購入を行いました。
新興国株式
先進国株式と同様にアセットアロケーションのバランスをとるために追加購入を行いました。
海外債券
現時点で未購入です。
国内REIT&海外REIT
アセットアロケーションの全体的なバランスをとるため、追加購入を行いました。
その他
- EXE-i グローバル中小型株式ファンド 【少額積み立て】
例月通りの少額積み立てを行っています。 ちなみに、アセットアロケーション上は目論見書などをもとに国内株式11%、先進国株式79%、新興国株式10%で組み込んでいます。
myINDEX「資産配分ツール〜国際分散投資を始めよう〜」でのリスク確認
「ETF・インデックスファンドなら!『わたしのインデックス』(http://myindex.jp/)」で、 過去20年の実績データをもとに算出した現時点のアセットアロケーションの平均リターンとリスクを調べました。 ただし、この確認では無リスク資産に分類される個人向け国債は対象外としましたので、 リスクは高めに出ています。
大暴落になっても「想定内ですね」と言えるためのシミュレーションです。
項目 | 数値 | 前回比 |
---|---|---|
平均リターン | 7.4% | ▼0.5% |
リスク | 18.7% | 0.0% |
シャープレシオ | 0.40 | ▼0.02 |
△はプラス、▼はマイナスです。
参考までに過去の大暴落期間中のリターンとして世界金融危機(2007年7月〜2009年2 月の20ヶ月)を想定すると、 今のアセットアロケーションでは▼60.8%となります。
あとがき
今月は株価下落に伴い追加購入を行いましたが、 意外とアセットアロケーションのバランスは崩れていませんでした。 ただ、上でも触れましたが、自分のアセットアロケーションにおいて 目標を下回っている個人向け国債を来月追加購入してバランスをとることにします。
なお損益率ですが2015年12月末時点で若干マイナスでしたので、 当然2016年1月末時点ではマイナス10%には達していませんが、悪化しています。 しかし、マイナスを気にすることなく自分自身のリスク許容範囲内で 自分が決めたアセットアロケーションを守りながら、 今後も淡々と積み上げていきます。