2015年7月末時点のアセットアロケーションは新興国株式の下落にも関わらず、結果的に前月とほぼ変わりませんでした。
7月末時点のアセットアロケーションの確認を行うとともに、 前回(2015年6月下旬時点のアセットアロケーション - tacaciの投資ブログ) からの変動箇所を確認します。
アセットアロケーション
項目 | 割合 | 前回比 | だいたいの目標 | |
---|---|---|---|---|
国内株式 | 9.53% | △0.10% | 10% | |
個人向け国債 | 40.14% | ▼0.37% | 30% | |
先進国株式 | 42.85% | △0.38% | 50% | |
新興国株式 | 6.89% | ▼0.15% | 10% | |
国内&海外REIT | 0.59% | △0.04% | 0〜1% |
△はプラス、▼はマイナスです。
7月は新興国株式(特に中国株式)が下落しましたが、 結果的には前回とアセットアロケーションは全て0.5%以内と あまり変動はありませんでした。
アセットアロケーションの主な内訳と前回以降の購入振り返り
国内株式
- MAXIS トピックス上場投信 【不定期購入】
- みずほ信託円株インデックスS 【積み立て(企業型確定拠出年金)】
7月上旬の国内株式が下落したタイミングで、 何回かMAXIS トピックス上場投信が約定しました。
ほぼ想定通りのアセットアロケーションになっています。
国内債券(個人向け国債)
- 個人向け国債「変動10年」 【不定期購入】
前回の記事(2015年6月下旬時点のアセットアロケーション - tacaciの投資ブログ) では『2015年下半期のどこかで追加購入する』と記載していましたが、 今回さっそく購入しました。
そのため、今月はアセットアロケーションの中の個人向け国債が占める割合は 増えるかもしれないと考えていましたが、結果は微減でした。
よって、毎月の購入するほどではありませんが、 アセットアロケーションを見ながら 年内にまた個人向け国債を購入することになります。
国内債券(個人向け国債以外)
現時点で未購入です。
先進国株式
- <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド 【積み立て】
- SMT グローバル株式インデックス・オープン
- MAXIS 海外株式(MSCIコクサイ)上場投信【不定期購入】
- みずほ信託外株インデックスS 【積み立て(企業型確定拠出年金)】
MAXIS 海外株式(MSCIコクサイ)上場投信も 7月上旬の下落したタイミングで約定していました。
ニッセイ外国株式インデックスファンドは、国内株式(MAXIS トピックス上場投信)の 購入金額をもとに全体的なアセットアロケーションを保つように 積み立て金額を少し増やしていました。
そのため、今回のアセットアロケーションの比率はだいたい想定通りでした。
新興国株式
先進国株式(ニッセイ外国株式インデックスファンド)と同様に、 EXE-i 新興国株式ファンドについても、国内株式(MAXIS トピックス上場投信)の 購入金額をもとに全体的なアセットアロケーションを保つように 積み立て金額を少し増やしていました。
しかし、7月は新興国株式が下落したため、 アセットアロケーションに占める割合は少し下がる結果になっています。
海外債券
現時点で未購入です。
国内REIT&海外REIT
特にコメントはありません。
その他
- EXE-i グローバル中小型株式ファンド 【少額積み立て】
例月通りの少額積み立てを行っています。 ちなみに、アセットアロケーション上は目論見書などをもとに国内株式11%、先進国株式79%、新興国株式10%で組み込んでいます。
myINDEX「資産配分ツール〜国際分散投資を始めよう〜」でのリスク確認
「ETF・インデックスファンドなら!『わたしのインデックス』(http://myindex.jp/)」で、 過去20年の実績データをもとに算出した現時点のアセットアロケーションの平均リターンとリスクを調べました。 ただし、この確認では無リスク資産に分類される個人向け国債は対象外としましたので、 リスクは高めに出ています。
大暴落になっても「想定内ですね」と言えるためのシミュレーションです。
項目 | 数値 | 前回比 |
---|---|---|
平均リターン | 9.2% | ▼0.2% |
リスク | 18.3% | 0% |
シャープレシオ | 0.50 | ▼0.01 |
△はプラス、▼はマイナスです。
参考までに過去の大暴落期間中のリターンとして世界金融危機(2007年7月〜2009年2 月の20ヶ月)を想定すると、 今のアセットアロケーションでは▼60.6%となります。
あとがき
8月はアセットアロケーションの目標に達していない先進国株式と新興国株式を中心に購入していく予定です。
引き続き中国を中心に気になるニュースがありますが、 株価が上っても下がっても、気にせず購入するようにしたいです。
なお、前回の記事では「ギリシャや中国など気になるニュースが出てきています」と書きましたが、 いつのまにかギリシャの話はあまり聞かなくなり、中国の話題ばかりになっていることに 気付きました。 将来を見通すことはできないので、淡々とバランスよくインデックスファンドを 購入していくしかないと考えることにします。
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2015/8/29更新