2018年10月下旬のアセットアロケーションは先進国株式の割合が減って個人向け国債の割合が増えました。
10月下旬(10月27日時点)のアセットアロケーションの確認と 前回(2018年9月末のアセットアロケーションは全株式クラスの割合が増えて個人向け国債の割合が減りました。 - tacaciの投資ブログ) からの変動箇所を確認します。
アセットアロケーション
項目 | 割合 | 前回比 | 目標 | 目標との乖離 | |
---|---|---|---|---|---|
国内株式 | 8.80% | ▼0.04% | 9% | ▼0.20% | |
個人向け国債 | 31.64% | △1.76% | 30% | △1.64% | |
先進国株式 | 49.20% | ▼1.73% | 50% | ▼0.80% | |
新興国株式 | 9.46% | ▼0.03% | 10% | ▼0.54% | |
国内&海外REIT | 0.90% | △0.04% | 1% | ▼0.10% |
△はプラス、▼はマイナスです。
株価急落の影響をモロに受けて先進国株式を中心に株式クラスは割合が減りました。
なお、当初は個人向け国債を購入する予定でしたが、 株価急落を踏まえて個人向け国債の購入を取りやめて株式クラスを追加購入したにもかかわらず、 個人向け国債の割合が一気に増えてしまいました。
アセットアロケーションの主な内訳と前回以降の購入振り返り
国内株式
前回から目標割合(9%)を下回っていたことと、株価急落を踏まえて 購入額をかなり増やしたにもかかわらず、前回より割合が微減となってしまいました。
国内債券(個人向け国債)
- 個人向け国債「変動10年」
前回目標の30%を割り込んだので今回こそは購入しようと思っていましたが、
株価急落を受けて急遽購入を見送りました。
それにもかかわらずアセットアロケーションに占める割合は前回から大きく増えました。
国内債券(個人向け国債以外)
現時点で未購入です。
先進国株式
- eMAXIS Slim 先進国株式インデックス【積み立て】
- みずほ信託外株インデックスS 【積み立て(企業型確定拠出年金)】
- たわらノーロード 先進国株式
- <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド
- SMT グローバル株式インデックス・オープン
- MAXIS 海外株式(MSCIコクサイ)上場投信
目標割合(50%)を上回っていたので、購入額を抑えていました。 株価急落を受けて少しだけ追加購入しましたが、今回は一気に割合が減ってしまいました。
新興国株式
国内株式と同様、前回から目標割合(10%)を下回っていたことと、株価急落を踏まえて 購入額をかなり増やしたにもかかわらず、前回より割合が微減となってしまいました。
海外債券
現時点で未購入です。
国内REIT&海外REIT
- <購入・換金手数料なし>ニッセイJリートインデックスファンド 【少額積み立て】
- <購入・換金手数料なし>ニッセイグローバルリートインデックスファンド 【少額積み立て】
少額の積み立て購入のみです。
その他
- EXE-i グローバル中小型株式ファンド
積み立てを中止しています。
myINDEX「資産配分ツール〜国際分散投資を始めよう〜」でのリスク確認
「ETF・インデックスファンドなら!『わたしのインデックス』(インデックス投資のことなら 『myINDEX』 わたしのインデックス)」で、 過去20年の実績データをもとに算出した現時点のアセットアロケーションの平均リターンとリスクを調べました。 ただし、この確認では無リスク資産に分類される個人向け国債は対象外としましたので、 リスクは高めに出ています。
大暴落になっても「想定内ですね」と言えるためのシミュレーションです。
項目 | 数値 | 前回比 |
---|---|---|
平均リターン | 6.4% | △0.2% |
リスク | 18.1% | 0.0% |
シャープレシオ | 0.35 | △0.01 |
△はプラス、▼はマイナスです。
参考までに過去の大暴落期間中のリターンとして世界金融危機(2007年7月〜2009年2 月の20ヶ月)を想定すると、 今のアセットアロケーションでは▼60.8%となります。
あとがき
株式クラスのアセットアロケーションに占める割合が軒並み減っているので、 しばらく個人向け国債の購入は控えて株式クラスの購入額を増やすことでバランスを取っていきます。
前回、下記の通り通常NISA口座の売却を考えていましたが、
すっかり忘れていました。
年内には売却して特定口座での購入、または来年のつみたてNISA資金とします。
また、そろそろ2014年に購入したNISA口座の国内ETFや投資信託を売却する 時期が近づいているので、リバランスを兼ねようと考えます。 今はつみたてNISAに切り替えているのでロールオーバーができず、 また今となっては信託報酬が高めの商品があるため、この売却を予定しています。
2018年9月末のアセットアロケーションは全株式クラスの割合が増えて個人向け国債の割合が減りました。 - tacaciの投資ブログ
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